感謝の神宮マーケット

8月の締めくくり

神宮マーケットを終えて

とても、満ち満ちたものを感じています。

残念ながら

次回9月21日の出店は出店落ちと連絡がありました。

残念無念。

来月出店が叶わなかったので

みちみち種やの神宮マーケット出店は

本日が最終日ということになってしまいました。

ほんとに残念です。

でも、このタイミングがベストなのだと

妙に腑に落ちる感じもしています。

 

回を重ねるごとに

課題が見えてきて

ひとつひとつ、大事に拾って

持ち帰って、次に活かす

その繰り返しでした。

 

結果的に、今日の神宮マーケットが

最終日ということになりましたが

出発前のブログで「感謝」という言葉が

自分の中から出てきた時点で

なにか、予感のようなものがあったのかもしれません。

 

立ち止まって

試飲の珈琲を飲んでいただけたこと

私たちに

興味をもっていただけただけで

本当にうれしくて

「ありがとうございます」と頭を下げながら

今日は、いろんな思いがこみ上げてきました。

 

お客様や出店されている方々との

うれしい出逢いに感動したり

これから繋がっていくワクワク感。

 

それから

移住前に、この地で挑戦させてくださいと

誓いを立てた

この北海道神宮で行われている

神宮マーケットに参加させて頂くことになった不思議なご縁と

その最終日が

亡くなった父の誕生日だということの驚き

導かれているなぁと感動して

見守られている気がして

嬉しくなって

 涙をグッと飲み込むような思いでした。

 

そして8月26日が父の命日だったこともあって

8月は特に、思い入れがあるんです。

 

命日には、弾丸スケジュールで帰省。

父が生前に代表を務めていた

せんだい・みやぎNPOセンターのイベントに

ゲストとして参加させて頂きました。

 

プロジェクターで写真を見ながら

北海道に移住してからの暮らしのことや

みちみち種やの名前の由来

お店の開業までの出来事や、苦労、思い

出逢いや、大切にしてきたことなど

2人で緊張しながら、照れながら、でも一生懸命

インタビューに答える形で話をさせて頂きました。

 

厳しい自然の中で暮らすことや

自然の恵みの珈琲豆と向き合う

焙煎という仕事を通して

自然と対話しているのだということ。

 

父が亡くなってから

強く意識するようになった

「自分の人生を生きる」という思いが

丁寧に丁寧に

人と地域と繋がっていく

自分の核となって

そういうふうに、ゆっくりではありますが

ひとり、またひとりと繋がっていくことが出来て

今のみちみち種やがある。

 

「分野は違うけれどあなたたちは

 お父さんの思いを、無意識に、そして脈々と受け継いでいる」

そう言われたときに

驚きと感動で鳥肌が立ちました。

 

ずっと、憧れていた父は、とっても難しい仕事をしていると思っていたし

自分は、父のような仕事はできないけれど

人のために何ができるのだろうと悩んできました。

 

でも、その父の仕事に対する「思い」はとってもシンプルで

それと同じものが自分の中にも流れていると言ってもらえるなんて・・・

 

どこまでもまとまらない、8月の出来事や考え事

みっちりスケジュールで

どんがり身体は疲れているけれど

言葉にならないエネルギーが、心に充電された気がします。

 

9月からは、力の入れ方が違う頑張りが必要になる気がしています。

慎重に、でも失敗を恐れず、失敗から学ぶ勇気を持って

一歩、また一歩

珈琲豆を手渡しできるお店を目指して

自分たちのペースで頑張っていこうと思います。

 

最後になりましたが

通販でしかないみちみち種やの珈琲たちを手渡しで

受け取っていただけた皆さま

応援に駆けつけてくれた皆さま

試飲の珈琲を飲んでくださった皆さま

遠くから応援パワーを注いでくれる友人たち

今日もみなさんのおかげで

みちみち 満ち満ちて ここに生きています。

 

日々の暮らしを丁寧に

楽しいことを真剣に

暮らしと珈琲 みちみち種や

 

感謝

 

てっぺい たゆう(たゆうは、妻の愛称です)

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