人生に捧ぐ

いろんな朝がある

息をするのも忘れるくらい

慌ただしい朝もあれば

鳥の声に耳を澄ますような

穏やかな朝もある。

日が昇る

それぞれの朝

 

時間に追われる生活をしているとき

それは仕方なくそうなっていて

どうにもできないものだと、身体が思い込んでしまう。

どうにもならないことが多すぎて

自分という存在を無視するように

ただ流されていくだけのように思えて

ただただ空しくなっていたことを思い出す。

 

そんなとき

立ち止まって、よく考えてみる。

どんなふうに朝の時間を過ごすかということは

実は自分で決められるはず…

 

忙しさに追われる朝の時間を

少しでも変えることができたなら

どうにもならないと思い込んでいたことも

どうにかできるのではないか?と考えて

会社を辞めるまでの最後の1ヶ月

いつもより早く起きて

お湯を沸かし豆を挽き

自分のために丁寧に

コーヒーを淹れていました。

あの日のように

今日も一杯のコーヒーから1日を始めます。

 決意を確かめるように

そして、自分の可能性を本気で信じて

人生に捧ぐ一杯の珈琲から

 IMG_3928

テッペイ

 

 

ごはんごはん

わたしは、好き嫌いが多い

もともとアレルギー体質なのも災いして

勝手な思い込みで食べれないものが多数ある

でも、おばあちゃんが作ってくれる料理は、どれもみな大好きだった。

子供の頃の記憶なのに忘れられない。

 

凍み豆腐や干し椎茸が入った煮物

畑の野菜をとって来て、しじみが住んでる川で泥を落として

ついでにザルでしじみも獲ってたっけ 欲深ね、昔からわたし(笑)

野菜は茹でただけ、そこに醤油をかけて食べる。

 

大きな瓶の中の山椒と唐辛子がめいっぱい入ってた

ものすごい匂いのするぬか床から

大根や人参をほっくり返して取り出すことを頼まれるのは嫌な役目だったけど

ご飯と一緒に食べるあの漬け物の味は、ものすごく美味しかった。

 

わたしの記憶の中の美味しい時間 ごはん時間

おばあちゃんのようには、なかなかうまくいかないだろうけど

『ごはんごはん』として、お披露目出来たらいいなぁ。。。

と、日々、妄想中

 

いつか食べに来て下さい。

 

『ごはんごはん』

美味しい時間となりますように

 

たゆう

 

いつもより苦いコーヒーのせいにして

今日もコーヒーを飲んでいる。

そして考えている。

 

誰かの役に立ちたいと

本当に思っている

でも

その反面で

誰かの役に立つような自分だろうか?

と疑問もつきまとう。

 

「誰かの役に立つ」かどうかは「結果」で

まず、自分にどう向き合うかということから

始まるんではないだろうか?

それならば

楽しいことを真剣にやっていたら

結果的に「誰かの役に立っていた」

という感じのほうが

いいのかなぁと思ったりもする。

 

なんか、今朝はちょっぴり硬い感じに

なってしまったなぁ・・・

いつもより苦いコーヒーせいにして

ネコをなでなで

DSC06944

 

テッペイ

 

 

笑顔のコーヒー豆

こっちにきて

いくつかのお店でコーヒー豆を買ってみたけれど

まだ、好みのものに出会えていない。

コーヒーってむずかしいし

ソコがおもしろいんだけど

美味しいなぁと思うんだけど、でも好みじゃないってことがある。

あとイメージとちがうってこともある。

ひとそれぞれに「コーヒー」のイメージがある

創り手のイメージと受け取る側のイメージしているもの。

ちがったり、いっしょだったり

「ちがい」が驚きと感動になったり

「いっしょ」が安らぎになったり

その逆もある。

でも、自分は

恐れずに

押しつけないように

「オレはこんな感じなんですよ」って

自己紹介したいと思っているんです。

 

無理を言って、仙台の師匠にコーヒー豆を送ってもらっちゃいました。

届いた箱は、開ける前からほのかにコーヒーの香り

ワクワクしながら箱を開ける

袋を開けて豆を手にとってみる。

「やっぱり豆が笑ってるなぁ」

自分も笑顔になる

手回しのミルで味わうようにコーヒー豆を挽く

香ばしい空気につつまれながら

沸いた湯を注ぐ

難しいことは考えず

丁寧に淹れるだけ。

IMG_5182

 

あつあつのひと口目から

冷めて時間がたった最後のひと口まで

「笑ってる」コーヒー豆は美味しく飲めるんだ

これが原点なんだなぁ。

 

自分もこんな「コーヒーの時間」を

みなさんにお届けできるようになりたいんだっ!

暮らしと珈琲のイイ関係

オレのイメージは

「心が豊かになる一杯」

IMG_5400

 

師匠のコーヒーで

思いを再確認です。

 

 

テッペイ

 

 

 

 

いつもの

生まれ育った仙台を離れて

「街」も自分の一部なんだと気がつきました。

 

いつものこと

いつもの景色

いつもの物

いつもの場所

いつもの人

「いつもどおり」だと確かめながら

暮らしているんだと気がつきました。

 

オレだけなのかもしれません。

でも、意識していないだけで

みんな「いつも」を確かめながら

暮らしているんじゃないだろうか

 

ずっと仙台にいたら気がつかなかった

 

新しい土地で

あたらしい「いつも」を

毎日毎日確かめています。

 

知らない街に、少しずつ

しらない景色と

いつもの自分を

とかすような日々

DSC07550

 

テッペイ

たのしみのたのしみ

DSC06828

テッペイです。

仙台から北海道へ引越して早いもので1ヶ月です。

景色が北海道です。広いですっ!きもちいいっ!

自分たちもニャンコたちも、

ようやく新しい生活に慣れてきた感じです。

 

故郷を離れて気づくこと

新しい土地での発見など

いろいろがごちゃごちゃで

あっという間の1ヶ月でした。

 ここから開業に向けて本格始動です!!

 

事業の計画や資金調達など

いままでは思いが先行していた夢を

具体的に実現していく作業です。

知らないことが多くて

恥ずかしい思いをしたり

失敗してがっかりしたり

でも、ひとつひとつ

乗り越えていこうと思っています。

 

オレには、ずっと心に抱いていた思いがあります。

「心から喜びを感じられる仕事をしたい!」

ずっと、悩んで、迷ってきたからこそ

コーヒー豆の焙煎という仕事に出会った時の感動は

忘れられないものになったのかもしれません。

 IMG_5268 

初めて焙煎した出来立てのコーヒー豆を見たとき、

コーヒー豆が笑っているように見えて

豆が焙煎されて喜んでるんだ!って思ったら

喜びと感動が全身をゾワ〜っとかけめぐりました。

「これ、やりたい!」って素直に思えた瞬間でした。

 

暮らしにかかわる仕事として

コーヒー豆はとても魅力的だなぁと思います。

自分の焙煎したコーヒー豆が

誰かのお家の「いつものコーヒー」になる。

暮らしの風景を創る仕事だなぁと思うと

たのしみたのしみ・・・

  IMG_5243

さてさて最後に、

この、なんともなさけない顔をしたキャラクター

名前を「42豆くん(しにまめくん)」といいます。

気になる42豆くんのお話はまた今度・・・つづく

 

テッペイ