毎日、毎日、
新しい発見ばかりではない。
でも、いつもと同じだ
と、思っていること
いつもと同じに見える景色も
気がつかない速度で
変化を続けている。
自分自身も同じだ。
いつもの自分
のようで
どんどん変化している。
いつもと同じ
ということは
安心感でもある。
でも
本当は
変化し続けている。
感覚を研ぎすます
ということは
その変化に気づくこと
違いに気づく
ということだと思う。
暮らしのなかの
些細なことが
面倒だと感じたら
それは
疲れている証拠だ。
そんなときこそ
いつもよりゆっくりと
珈琲を淹れてみる。
いつもはしないけれど
じっと花を見つめてみる。
なんにも考えず
景色に心を溶かしてみる。
いつもの珈琲
いつもの自分
いつもの景色
同じようで
同じではない
今日の、珈琲を一杯。